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2013年01月14日

●続時計の小話・第107話(ウブロ腕時計)

日本女子サッカーチームの監督といえば、佐々木則夫氏であることは、誰もが周知の事だと思います。2012年の1月9日、スイスのチューリッヒで2011 年度のFIFA 年間表彰式が挙行されました。嬉しいことに、FIFA女子最優秀監督賞に、日本の佐々木則夫氏 が圧倒的な得票率45.57%で、選ばれました。

ちなみに2位は、得票率13.8%のピア・スンドハーゲ氏でした。 他の国の監督を圧倒する支持で選ばれた理由は、勿論2011年6月のFIFA女子ワー ルドカップで優勝したからに他有りません。

決勝では対戦して一度も、勝利したことの無い強豪アメリカにプレッシャーをも のともせず、勝利を勝ち得た事が昨日の事の様に思い出されて、今だにその喜び に余韻に浸れる事が出来ます。 この日本女子サッカーチームの快挙のおかげで、東日本大震災で打ちひしがれた 日本国民の皆さんに対してどれだけの大きな勇気と希望と夢を与えたか、想像を絶するものでした。

あの時、涙を流しテレビに釘付けになった人は多くおられる と思います。 中国で行なわれた、ロンドンオリンピック・アジア予選でも4勝1分で1位で出場 権を獲得しました。佐々木監督のチームへの指導力、統率力に対して大きな評価 がされ、年間最優秀監督賞に選ばれたのも当然の帰結と思われます。

佐々木則夫氏は、それまで国産の腕時計を愛用されていたそうです。 ユーモアがあって、和を尊しとする佐々木氏に、国産の腕時計がお似合いだと思 いますがFIFAから豪華な副賞が授与されました。

その腕時計は世界のセレブ人達から最近目覚しい人気を勝ち得ている、スイス・ ウブロ腕時計で、『ウブロ・クラシック・ヒュージョン・ジルコニウムセラミッ ク』が佐々木氏に与えられました。佐々木氏はこの授与されたウブロをとても気 に入っているそうです。裏ブタには記念の刻印が刻まれていました。

また、2011年度世界年間女子最優秀選手には、日本の澤穂希氏が選ばれ、彼女に も『ウブロ・ビッグバン・オールホワイトダイヤモンド』が副賞として授与され ました。 小生もスイス・ウブロの控えめながら、落ち着きがあって存在感があり押し出し のあるウブロのデザインが好きです。タレントの、みのもんた氏もウブロ腕時計 を腕にはめてテレビ番組によく出ておられるのをお見受けします。またプロゴル ファーの矢野東氏もウブロ腕時計を愛用しているそうです。 今後、日本でも確固たる地位を築いていくに違いないスイス時計メーカーの一つでしょう。