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2007年01月21日

●第269話(神戸のアンティーク・ウォッチ・ショップ)

10月13日に大阪の『マイドームおおさか』で、宝飾品の仕入れ会がありましたので、 大阪へ行ってきました。 その帰りに、昨年度の時計技術通信講座卒業生の広川夏樹君が経営している、 アンティーク・ウォッチ・ショップを訪ねてきました。

瀟洒な4階建てビルの2階に、その店舗がありました。 場所は神戸市中央区中山手通3丁目7-29 楊(ヤン)ビル 2Fで、 店の名前はアンティーク アナスタシアと言います (tel. 078-391-7323 三宮駅と元町駅の中間にあります)

チャーミングな奥様と二人で経営しておられ、アットホームな雰囲気で来店客が、ぼちぼち増えてきている事を聞いて、安堵しました。縦長の10坪程の可愛いお店ですが、中にはビックリする程多くの、アンティークウォッチが所狭しと、並んでいました。僅か一年ちょっとでこれだけの数のアンティークウォッチを蒐集した、彼の営業努力にも頭が下がる思いです。

特に、40~60年ほど前の婦人用メカ式腕時計の充実さには、目を見張るものがありました。懐かしいアーモンド型や、南京虫型の婦人用腕時計がたくさんありました。読者の方で、アンティークレディスウォッチに関心のある方は、一見の値のある店だとお勧めします。彼も読者の方がご来店して頂けたらきっと喜ぶと思っています。

彼は、その時代の時計も好きなのですが、その同時代の宝飾品も たくさん集めておられ、非常に魅力的なペンダントやイヤリング、コインなどの 商品が、一杯ありました。

小生も、彼が頑張って店を持った事が嬉しくて遅蒔きながら、 開店祝いを兼ねてアメリカ製のエルジン手巻き腕時計(ア・シールド1802)を 一個買ってきました。

彼の店を訪ねた帰り道、偶然にも一軒の骨董品店に立ち寄り、私の好きなアンティークのユニバーサル(Cal、1-69)とインターナショナル(Cal、854)が偶然にも見つかり、そこでも記念に買ってきました。また、いつの日か、暇な時にオーバーホールをして、皆様に紹介したいと、思っております。

神戸へは何回となく行きましたが、お洒落で綺麗な女性が多くて、 また町並みもどことなく雰囲気が良くて楽しくなる街です。 大都会特有の喧噪さもさほどなく、落ち着いて街を散歩出来る素晴らしい都市だと いつも感心しています。