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2007年01月21日

●第231話(スター選手の腕時計)

読者の皆さんにとって今年はどんなお年だったでしょうか?私にとって、一番うれしかったことは、昨年まで、巨人軍4番打者の松井秀喜選手がヤンキースに入団し、5月のスランプを見事に克服して、シーズン終盤に大活躍したことが、心に残った嬉しい出来事でした。

小生は松井秀喜選手が金沢・星陵高校時代からの大ファンでした。天賦の才能に恵まれているにも拘わらず、人一倍努力を続ける、ということを山下・星陵野球部監督もその当時からおっしゃっておられました。松井秀喜さんは、伊集院静氏のインタビューにも答えておられましたが、人の悪口を一切言わないという彼の人生哲学にも私は深い共鳴を覚えました。

幼い子達に、夢と希望を与えつづける、野球への真摯なまでとも言えるひたむきな姿勢に多くの人々が、彼に対して喝采を差し上げたものと思っております。ヤンキースのトーリー監督も「彼は誇り高き、男の中の男だ」言っておられましたが、その言葉が私の中に深く刻んであります。(彼に一番相応しい言葉だと思っています。)

職業柄どうしても松井選手がどんな腕時計をしているのか?という興味があり、ついつい彼の左腕に目がいきます。渡米する前は、彼の左腕にはトノー型のバシュロン・コンスタンタンらしきものがありました。最近の彼の腕には、パネライのラジオミールが見え隠れしていました。さすがに、超スタープレイヤーは、ファッションにも敏感なものだと思っております。(きっと松井選手もメカ式腕時計が好きなのでしょうね)

Mrジャイアンツ・長島茂雄氏はセイコー・クレドールのイメージキャラクターを過去にされておりクレドールの日本での高級イメージの浸透・拡販に多大な影響を及ぼしたものと思います。長島巨人軍永久名誉監督は、おそらく今でもクレドールを何本か所有して愛用されているに違いありません。(服部セイコー時代、セイコーの展示会には長島茂雄監督がゲストとして呼ばれてもおりました。)今年、阪神を奇跡的な優勝に導いた星野仙一監督はウブロを長年愛用されてきたそうです。阪神優勝を記念して限定モデルのウブロが発売されたそうです。(スイス人もなかなかやりますね)熱烈な阪神ファンの方はおそらくこの希少価値のあるウブロ限定モデルを買われたに違い無いでしょう。

ローレックスGMT所有者と言えば、日活の大スター、石原裕次郎氏を思い出しますが高橋英樹氏もプラチナ・ロレックスを愛用されていると聞きます。日本テニス界を長年ひっぱてきた、伊達公子選手も国際的な大会で活躍するたびに自分自身へのご褒美としてロレックスを買われていたとのことです。大相撲の力士の人達は金無垢のロレックスを愛用されている人が多いと聞いておりますしNFLのヘッドコーチの人達の左腕にも金無垢のロレックスが燦然と輝いてるのを衛星放送を見ているとよく見受けられます。格闘技ともいえる激しいスポーツには多分、ロレックスが似合うのでしょうか。かつて木村拓哉氏がローレックス・エクスプローラー1をはめているので若人を中心に日本中で爆発的な人気が起こったのが、昨日の出来事の様に思い出されます。

私は若いときから、薄型の時計が好きなのでユニヴァーサルの時計を2個愛用してきましたが最近ノモスのオリオン(白)を自分用におろしました。新しい腕時計を身につけるということは、心がウキウキして青春時代の時のような新鮮な気持ちになれるものです。腕時計って不思議なパワーがあるものですね。読者の皆さんにも、思い入れの深い、肌身離さず愛用されている腕時計がきっと何本かあるのでしょうね。