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2007年01月23日

●深田久弥・山の文化館を訪ねて

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先日の4月5日の定休日に、石川県大聖寺にある『日本百名山』の著者で有名な、深田久弥先生の山の文化館を訪ねてきました。今では非常に珍しい、古風豊かな木造二階建ての家が山の文化館になっていて、その中に深田先生の愛蔵書や山や森をテーマにした書物がところ狭しと書斎に並んでいました。

時計関係の本は、数えるほどの量しか無いのですが、山を主題にした本の量の多さには吃驚しました。自然と言えば山や海を思い浮かべる程、人間にとって山は故郷や郷愁を思い起こさせる対象なのでしょう。

小生も若い頃、登山が好きで北海道の雄阿寒岳や、雌阿寒岳、斜里岳、羅臼岳、羊蹄山、旭岳等を登ってきましたが、山頂に行くまでの道程から見渡せる景色の美しさはそれぞれにその地方の個性があり、思い出深いものがあります。

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深田久弥・山の文化館から500メートル程離れたところに、深田先生の生誕の家が現在も残っていました。今でも家業が盛業中でご親戚の方が、店を経営されていました。

大聖寺からは、日本三大名山(富士山、白山、立山)の一つに数えられている白山がとてもキレイに眺められます。大聖寺は歴史のある町で、機会があれば一度訪ねられてみては如何でしょう。帰り道、山代温泉の名館・葉渡莉に立ち寄り湯して疲れを癒して帰路につきました。